戦士としての意地を通すというならば、こちらも相応の礼を持って応じる。
……その意志、貫き通して見せろ。
[ここで情けをかけるのは、きっと容易い。
だが、彼ら自身がそれを望まぬのは明らかだ。
ならば、こちらは最大限の礼を持って――手を抜かず、相対する事で、それに答えるのみ]
……戦闘、再開。
戦士としての礼を持って、討て!
[これまでの蹂躙しろ、という命ではなく、戦士として討て、という宣。
それに応じて動く者たちに容赦は欠片もない、が。
そこには先まではなかったもの――相手を認めた上で相対する、という意思が少なからず、にじみ出ていた。**]