[撤収するカークたちを追うように、部隊は前進する。追われるものと追うもののほんの僅かな間を狙いすまして、次は石の雨が降り注ぐ。兵士達は勢いがつきすぎていたのか、石を避けることは出来ず直撃を免れない。後続の足が止まる。その間に、追われるものとの差がぐんとひらき、追撃は成功しなかった] いい。 我々の目的は、あくまで砦の通過だ。[カークを逃したことは後々の脅威になるかもしれない。が、それに拘っていては、本来の目標を見失う]