[そうして、シモンから視線を外して。小さな願いを向けるペーター>>127には、視線でごめんと謝ってフリーデルに寄り添う。頬を叩かれて目線こそ上げたものの、フリーデルの沈み込んだ表情は変わらず>>108。重く開かれた口から漏れる言葉は、謝罪] ……いえ、こちらこそ叩いて済みません。[シモンに部屋に上がることを告げ、談話室を後にするその背中を目で追う。エルナに一言二言、声をかける姿が見えたもののその言葉までは分らず>>120――ふ、と息を吐いた]