― 巨大烏賊出現前/水軍旗艦『八幡』・甲板 ―
[キアラからの追加情報>>129は有益なものだった。
巨大な海老や蟹が海の龍王の眷属だという話については、文献による予備知識のお陰で驚かずに済んだ]
この霧で航路がずれた可能性もあるか……?
いやしかし、霧が出た直後に海老は現れたしな。
ともあれ、警戒しつつ霧が晴れるまで待つしかないか。
[そうして互いに連絡を取り合う約束を取り付け。
聞いた話は船員を介して司令官である兄に伝えることになる]
[巨大烏賊が現れた時の事後連絡は、状況が状況だけに致し方ないこと、という話になった]