「それでは話が違う……が、まぁいい。 金銀財宝は日暮れまでに用意し提出せい。 さぁて、ではローズマリーをこちらへ……」[最初こそ厳しい表情をしていた妖術師だが、金銀財宝は後から奪えば良いと考えたようで。先ずは姫を手に入れようと手を伸ばす。それに対し姫は一歩前へと出て、徐に右手を振り被った]