『ふわぁあ……わざわざ私めにお声がけをぉ…!』[私よりちょっと小さな女の子から、私と同年代だろう男の子の背に隠れながらちらちら、というには熱すぎる眼差しで見つめられて。そんな彼女の様子に呆気にとられながら挨拶をしたのが私のファン一号とのファーストコンタクト。あの時は、これから先も応援してくれるかな、とは思ったけれどまさか、同じ学び舎で一緒に学ぶことになるとは思わなかったものだ]