守るべきものを見失わないようにしていれば大丈夫さ。
……力及ばずながら応援はさせてもらうよ。
[ だからこそ、
在り来たりな文句で茶を濁す。
しがない画家の身分では
応援と言っても望む誰かに茶菓子>>108を振る舞う
その程度のことしか出来ないのは事実。 ]
そう、王宮に行くことがあればまずは東屋を尋ねるといい。
ボクがあそこに居るときは大体がそこに居るから。
[ 代わりにとっておきの場所を教える。
サボタージュに都合のいい場所だとか、
不純な動機で訪れる人間もいるにはいるが、
人の通りが多くない場所だからという理由で
"仕事"をする際にはよく通い詰めていた。 ]
[ 引き換えるように、
チェンバレン中佐の墓所の位置を
彼女から聞くことが出来たのだったか、
海の見える白い教会だと聞けたなら
いい場所だね、と一言を添えて返しただろう。* ]