[車を停めた男は大人が一人入れそうな車輪付の大きなトランクを転がしながら青年と一緒に敷地の中へ。>>77
他愛のない会話をしながら、自分の名を名乗り、彼の名前を聞いた。
そのトランクは何かと尋ねられれば、自分は靴職人で、これは道具箱だと説明しただろう。
注文されている靴の納期が迫っていたので、暇を見付けては作業をするつもりだった。
領主の間へと向かう途中、当の領主に遭遇すると、軽く会釈をし、一言二言言葉を交わした。
―領主の間―
部屋の隅に荷物を置くと、早速続きを振り始めたコンラートの元へ寄って行った。
彼がグリード>>86、ゴールド>>87、ダイヤモンド>>88と次々に高得点役を出すのを驚いて見詰め]
すごいな おめでとう
[と称賛の声をおくった。]