― 城下 ―[カスパルと共に登った先。>>130 彼のお気に入りの一つを教えられたと知れば、その光景を見られた喜びは一層深まる。 飛ぶことは出来ぬ身なれど、天上宮から高く澄んだ空まで、ゆっくりと見上げていき] そっか。 此度の討伐も、護りに繋がることなんだ……。[初陣という意味合いしか見ていなかった戦いの、もう一つ重要な意味を知って、噛み締めるように呟く]