当軍、というのは今ここにいる君たちに、ということかい? それとも、サイキカル卿。君個人に、ということだろうか。 教会に、と言い出したのではないと信じたいが… ――― いずれにしても、呑めるものではない。 人間に膝をつくなど、私の矜持が許さないよ。[考慮に値しない。そう言わんばかりの冷徹さで切って捨て、聖将の目を見て唇の端を上げた。]