[力の抜けた身体>>122が血を流さなくなってから、ジムゾンの名を呼んだ。シモンの弔いを任せるために。 己はというと、こんな血塗れの姿を晒す気にはなれなく、裏口から部屋へと戻っていった。人を殺した証である、血の付いたナイフを手にしたまま][――そして今まで、汚れた服を脱ぎ去ることも出来ずにいる。 頭の中では、今日交わした言葉達が巡っている]