― 第1エリア・ダーフィトの自室 ―
[「医務室よりは時間がかからなかったろ。この部屋は」>>128
銃を手の中で弄びながらダーフィトは言う。
意味がわからず、...は首を傾げた。
警戒されるのは当然としても、こうも敵対的なのはなぜだろう。
身の危険を感じているなら、あのまま通信してくれればよかったのに。
片眉を吊り上げながら...の問いに答える>>129ダーフィトは、
それでもすぐに撃つ気はなさそうで、銃口を下ろした。
だが、その答えに...は瞑目する。]
そう、ですか…………。
[もはや、何が最悪の事態なのかわからない。]