―前夜・宿の談話室にて―[ヤコブをゲルトに託せば、座り込んで息を吐く。] ったく、どうなってやがんだ……。[アルビンの所在はいまだしれず。仲間から事の顛末は聞いてはいるが、それを口にすることも出来ず。表向きは、ただ彼の身を案じていた。]