[クレメンスに対してはただ聴くに徹した。
この世界に呼ばれ、戦い抜いた果てに迷いが消えているのなら、それで最上の結果だろう。
ただ、最後にすっかり忘れていたこと(>>112)を指摘されれば無言を貫くのは難しく]
――っ!!
……。
…………。
………………。
って、今さらキャーーッとか叫ぶほど乙女じゃないわよ。
……そりゃまぁ乙女だけどさ。
でもさすがにもうガキじゃないわ。
[この期に及んで高い声挙げて騒ぐのは逆に恥ずかしい。
平静を装いつつも、普段の彼女っぽい行動のふりで胸元で腕を組んで隠すあたりやはり相応のらしさであろうか。]