人狼物語−薔薇の下国

208 守護天使は暗闘する


救世主候補 シグルド

[黄金の天使は、何か心残りがあるらしい。]


 自分が誰のために存在するのか考えなさい。
 そうすれば、何を為すべきか判断ができるでしょう。


[静かな声で説く。]


 わたしにはまだ役目があります。
 あなたに主のご加護を──
 

[微笑んで言った言葉ならば、かなり印象も違ったろうが、シグルドは至極真面目な表情のままでそう告げ、雪白の翼を翻した。]

(133) 2014/06/23(Mon) 23:09:26

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