……ひぅっ……![投げつけられた矢が右腕の上腕を掠め、紅が散る。裂かれる痛みに、毒が与える痛みが重なり、息が詰まった。何とか持ち直さなきゃ、と思うものの、焼け付く痛みがそれを思うように行かせなくて。ぎりぎり滞空は保つものの、体勢は崩れたままだった。*]