― 天龍滝への道 ―[ 今頑張らなければと、眉を下げるユーリエの様子は>>118依然と比べると、大分生気に欠ける。](故国を思うが故の、思考の袋小路といったところか...)[ クレティミア共和国の現状については、多少は情報が入っている。男の知る限り、現時点でも精霊石の枯渇は問題になっていたはずだ。四年後にはそれが更に深刻化しているということなのだろう。 ]ふむ、だが、暗い顔は子兎には似合わんな。[ ぼそりと呟いた声は、ユーリエ本人には届いたか。 ]