「懸命な判断だな。 して、もう一つはどうした?」直ぐには引っ張り出して来れん。姫が少しでも早く意思を伝えたいと言うのでな。[妖術師の問いに対し適当に返しながら、チャールズは馬を降り姫が下馬するのを手伝う。異形に囲まれる中、姫は気丈に振る舞い、凛とした姿でチャールズに伴われ妖術師の前へ]