― 『世界軸』上層・広間 ― おう!なら大丈夫だな。多少の危険ぐらい背負うのが漢ってものよ。任されたぞ![シルキー>>127へと硬い胸筋を叩き応じる。こちらは普段通りの軽装である。旅をしていた名残だからか重いものをずっと身に着けたままでもないが、代わりに巨漢の体を隠せるほどの大盾がある。それに元々天命石の加護の性質としてもそちらのほうが合っている役割分担も決まった。薄光りの階段を上っていく。途中休息できそうな小さな空間を抜けた先に――]