[大袈裟な動作を交えながら話すエルナを見ていると、こちらにも楽しさが伝わってくるようで、思わず口の端を上げた。けれど、その仕草はやはり恋人を思い出させて。端から見れば泣き笑いのように見えたかもしれない。]ええ、ぜひ。オットーも売り物に使ってくれてるくらいだから、きっとパンに合うと思います。[いくらか言葉を交わしたのち、試してみたい野菜の使い道を口にしながら自分を見送るエルナ>>124にそう言い残して、仕立屋を後にした。]**