…とは言うものの、蜃、か。
厄介だな。
[金生水。下手に触れば却ってこちらの力は相手に利用されてしまうだろう。
重ねて張られている朱雀神の結界近くで、相克の関係にある己の力は使わぬ方が無難。
となると、離れた所から補佐に回るが良策かと、視野が広く取れる位置を探し。
強き陰気を放つ双剣の使い手>>125を見つけ、その動き>>128に微か思案した、後]
……恐らくは、合っていると思うが。
[背に負っていた弓を持つと、矢を3(6x1)本番えて]
───集水、増幅
[放った矢は、青年を囲むように地へと突き刺さり。
その矢を媒介として作った簡易の結界は金の気満ちるもの。
使用されたなら、多少なりと水の気の補充になるはずだ。
不要と思われるなら術を解き、己は蜃の討伐に向かう者達の補佐に集中することとなるだろう**]