[>>87玲緒がしおりを見るのを横目に添えられた文章に目を通す。自分の家の…と聞こえてこれば]…そうだね。[あたしと玲緒。それぞれ苗字に冠された干支は方位的にも正反対。それはまるで仲違いしている二つの家のようだ。]そう。……あー、そうかも。有名だもんね。折角だから行ってみたいな、なんて。どう?[声を張ったその言葉が班長にも向けられているのを察して、彼女に水を向けてみる。結果、下賀茂神社行きは決定した。]