人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


神子 アデル

…実験って、何ですか……――。

[>>91金で雇われたらしい男、オズワルドの言葉に驚き問いかける。
実際、暗部と接触しないよう。
離れへと続く重たい扉の向こうや、地下へと続く鉄扉には絶対に近づいてはならないと、固く言い含められ。監視され。徹底的に避けるように育てられた環境では、前線に赴く彼ら騎士や使徒達がどんなに過酷で非道な実験や研究に晒されているのかを知るよしもなかった。
ただ、遠くから扉を目にするたび。
その扉をくぐった者が、再び出てくる姿を見かけないことに気がつく度に。
例えようのない不安と寂寥に胸を締め付けられるのだった。]

…何か、されたんですか――?

[誰にとは言えない。
やるとしたら教会の人間と決まっているのだから。
そして扉を見る度に、言いようのない不安を覚えていた理由が、今わかりそうな気がしていた。**]

(133) 2014/02/17(Mon) 02:55:59

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby