[その工兵の肩を促すように叩き、己も馬上へと上がる。]ま、砲弾もタダじゃねえし、無駄撃ちせんように──初手、なるべく、でかい的を狙えと言っとけ[言いながらああいう奴な。と、指で示すのは、──かつての、学び舎たる士官学校だ+。]