[ひとり駆けだした白い犬>>117は。声を頼りに2階へ上がり。ヴァルターの瞳に錆色の獣の輝きを見れば、低い唸り声をあげかけるも…ゲルトとヴァルターを交互に見上げてから。ぽつり零したゲルト>>130の傍らに、主の代わりのように、静かに見守る態で寄り添う]