―医務室―
[シメオンが医師の脇腹の怪我を見ていた>>124
のには気づいた。気にするな、と微かに首を横に振り。
そのまま彼が医務室の外で用心してくれていた>>125とは、
知る由もないまま。
突然、蹴り開けられた医務室のドアに、瞳を瞠った。
ダーフィだ>>128、とは瞬間的に視認するものの、
轟く発砲音に、常の反射で床に転がる]
ああ…、俺は無事だ。
[ハダリーは、まだ医務室内にいたのだったか、否か。
「メトセラ」の受信を弱めたので、頭痛は治まりつつあったが。
まだ残る疼みを堪えて額を押さえつつ、よろりと起きあがった**]