今日、ボクは君を竜の前に立つ戦士として迎え、討たせてもらおう。
[
内心に揺れるものがなくなるわけではない、けれども目の前の相手が、それを抑えて立つというのならば、自分もそれに応える。
そのつもりで、それが自分にある、竜としての誇り]
臆せずに立った、その勇気を称えてだ。
[馬上でレイピアを引き抜く相手に対し、武器も構えず構えも取らずにゆっくりと歩みよっていき、
その右腕の枷の宝石は光を徐々に強めていく。
向こうから攻撃が来るのならばそれに応じながら、こないのならば、
飾りも技もなにもない、ただその力を行使するのみの拳をふるって馬を狙うだろう]