よし、いい子はおとなしく黙ろうか? ……ただし悪い子には、[――おしおきだ。そう言うと、エレオノーレの腕を引っ張って此方に抱き寄せる。瞬間、彼女の目には意地の悪い笑みを浮かべる此方の顔が見えたかもしれない。抱き寄せた彼女の顎に添えた手をくぃと上げさせると、彼女の唇を自身のそれで塞いだ]