人狼物語−薔薇の下国

389 ルー・ガルー戦記 8 〜海峡攻防戦〜


船を愛する領主 ウェルシュ

 ……なんでこんなところまで?

[ウェルシュには事情はよく分からない。
ウェルシュに分かることは船が、ファミルのものだというだけだ。
帝国の護衛もなく、単騎で乗り込むような姿勢に、ただただ首を傾げた。
何か、自分には与り知らぬ思惑があるのだろうか。]

 タクマさん……

[どうする、と。
伺うように怯えた色を浮かべたヘーゼルを、彼に向ける。 
特に射撃や砲撃もなく。ゆっくりと近付く船。
嵐の前の静けさのような、不気味な静寂が漂う。]

(132) 2015/11/06(Fri) 22:43:51

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