― 上空 ―[至近で放った矢は相手の右の肩を貫く。>>131それが、避けなかったが故の事、と気づいた時にはあらゆる意味で遅かった]……ふにぇえっ!?[放った矢と入れ替わるように投げつけられる、自らの力の塊。紅く濡れたそれを避けようと羽ばたくものの、痛みで鈍る動きは回避の妨げとなり]