人狼物語−薔薇の下国

332 【絶望村】貴方と私が乗れない方舟


自分探し ヴェルザンディ

[パカッ!
缶切りがなくても開くイージーオープンエンドの缶詰はありがたい。中には黄桃がシロップに漬かっている。
鮮やかなオレンジ色が陰気な気持ちを少し和らげてくれるようだ。]

そこのカップを貸して。

[夕べ白湯を入れていたカップを指差す。
手渡されたカップに半分移し、少女に渡す。>>131]

スプーンが小さくて食べ辛いと思うけど、ごめんね。

[そう言って自分は指でつまんで桃を齧った。]

ところで、まだ名前を聞いてなかったわね。
私はヴェルザンディ。
貴女は?

(132) 2015/05/06(Wed) 15:49:57

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