― 『舞踏場』への道 ―[散らばった核は黒い棍棒に砕かせて、ディークは上空へと視線を滑らせる]………ったぁく、誘うなっつの。出てきちまうじゃねぇか、”奴”が。[空を舞う鴉から伝えられるおと>>111。相手のそのつもりが無くとも、紡がれる旋律に自然と惹かれてしまう。その根底にあるのは最初の記憶。旋律から伝わるイメージはその記憶を呼び起こす]