あ……。[どうやら、受け止めてもらえたらしい。 恥じらいや申し訳なさもありつつそろそろと目を開くと、自分より少し年上と見える少年の顔が間近にあった>>104] は、い……。[名を――限られた人しか知らぬ愛称を呼ばれて、少しぽかんとした顔をしながら頷く] フレデリカ、です。 それじゃ、あなたが……リト……?[お礼とか色々をすっ飛ばしたまま、こちらからも思わず確かめていた]