ああ、「そう」だったな。[ 軽口を交わしながらルートの拳を胸で受けて、くつくつと笑った。他人には落ち着いているだとか評されるが、それはこのころころ表情が変わる幼馴染のせいだと思う。良い意味でほっとけないルートに着いて行っている内に、多少の事では動じなくなってしまった ]もうルーはお兄ちゃんだもんな?[ 幼い頃二人で居ると、しょっちゅう弟分と見られる事に拗ねて兄貴分になってやる!と息巻いてたような事もあったか?等と揶揄って笑みを深めた ]