[如何して、と聞かれると>>124自分でもうまく言葉に出来ない。自然と浮かんだものである――…などと言ったところで、説得力などあろう筈もない。が、少女が呼ぶ犬の名が耳に入れば>>126数度、琥珀を瞬かせ。] 俺の名前、えーと――… その犬と、同じ――……で……っ[きょとんとした表情のまま、彼女が連れていた犬を指さす。その間も、空色から目を逸らすことは出来ず。いつも青空に魅入られていた時のように、今はもう、彼女の瞳が心から離れることはなさそうだ――。*]