[だから――…激しく燃え上がるような、赤い衝動と、血の滴る右腕の切断部からの激痛を堪えながら。その場に頽れるように膝をついて。] ―――‥‥ナネッテおねえちゃん![駆けゆくナネッテにそう叫ぶ。>>115それが、彼女が私の名《ガートルード》に乗せてくれたのと同じ、信頼を託すものだと、きっと伝わるだろうから**]