[彼らの横に従う騎士へは意外そうな表情だけを向け、聖将の顔に視線を戻した。下れ、との要求に眉を片方上げる。面白いことを聞いた、と言わんばかりに。口を差し挟むことはせずに続きを促し、理を解く言葉を、切と語る声を聞いた。]