人狼物語−薔薇の下国

320 四月の嘘は君の魔法


画家 マリエッタ

[カサンドラを見送ったあと心を埋め尽くした虚無感の正体を、満たされることで思い知らされる。何も望まぬつもりで、何より得難いものを望んでしまっていたのだと。

抱きしめたその温もりに顔を埋め、ぽつり、言うべきか迷っていた決心を口にする。]

カサンドラさん…私を、ここへ連れてきてくれたこと
本当にありがとう…。

わたし、元の場所へ帰りますね。

[彼女はどんな表情をしているだろうか。身体を少し離して顔を上げ、今度は、迷いも偽りもない笑顔で]

カサンドラさん、大好きです。
どうか、幸せになって…。

[そう伝えた。]

(131) 2015/04/09(Thu) 00:45:42 (波平)

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby