―学校跡某所・少し前―[ダーフィトとの会話が終わり、その場から立ち去る前に。…ふ、と。視線を地面に注ぐ。帝国の軍服に身を包んだ、公国の侵入者…かつての旧友の物言わぬ姿]………。その亡骸は、[ノトカーの部下をちらり盗み見る。彼らは、死んだ敵兵への恨みよりも、尊敬する上司であり英雄の死への悲嘆が大きいようで、亡骸に注意を向ける素振りは無い。それを確認してから、]