ま、うちはメンツよりも実利をとるんだ。むしろ、連邦所属国の一つである国の王様が囚われるまで戦った。という事実もある。
不名誉ではあるが、周辺からすれば"連邦は友好国にはそこまで力を尽くすのだ。"と思わせることができるだろう。それは国の防衛にもつながる。"戦うにはそれだけの覚悟がいるのだ。"とね。そして連盟国もまた増えるかもしれない。"そんな連邦にならつながりをもちたい。頼れるんだ。"ってね。
メレディスが囚われたのはいいほうに働くかもしれないさ。
[こちらについては王国に対しての勝利ではなく、思わぬ拾った勝利の一つ。であるだろう。あるいは打ち破ったという名誉をえた王国と、力をそこまで尽くした連邦という、両者一勝ずつか。]
それに、こちらから尋ねる。ということでマルールに花をもたせたんだ。ならあちらからの譲歩も引き出せるだろうさ。
[それは捕虜の返還であったり、今後についてでもあったりだ。あちらが一個とったなら次はこちら。というものだ。
そんな会談の予想図ともとれることを聞きながら、彼自身の決意>>114 >>115を聞いていく]