[パメラに甘えることは出来ないし>>110
シモンのことは、信頼したいと思ってしまったから>>2:115>>2:144
いざと言うときに縋り、裏切り、見極めを誤る可能性があった。
つまるところ――二人に対しては、リゼットが自身を信用できないのだ。
けれど、ヤコブ相手ならその心配はない。
縋ることも裏切りも、赦さないだろうから。
そう思えばこそ、彼と取引をすることを決めたのだ。
非力な少女の身が、どれほどの役に立つかは分からない。
けれど、ヤコブがそう考えるように、リゼットも約束は守るつもりだ**]