人狼物語−薔薇の下国

497 堕天の服従試験


従属の天使 エレオノーレ

[ 恐る恐る、頭へと手をやれば
 指先に触れたのは、三角形に尖った獣の耳。

 ふわふわした毛の生えたそれは
 きちんと触れた感触もあって]

 ―――……獣の、耳?

[ これが瘴気病みと言うものだろうか。

 彼の手が離れた後>>118裾をめくってみれば
 そこには確かに獣の尻尾
 指を見れば、爪の質も硬く鋭く変化している。

 触れる際などに彼を傷つけないように
 注意を払わなければ、と考えたところで]

 そう、ですね
 とりあえず戻りま――……

[ 傍へと寄ろうとして、無意識に手を振り上げていた。
 彼へと振り下ろす寸前、とっさに後ろに飛びすさり]

(131) 2018/03/25(Sun) 16:44:44

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