人狼物語−薔薇の下国

332 【絶望村】貴方と私が乗れない方舟


女子学生 シュテルン

[女が少し落ち着くのを確認し、出来上がっている風邪薬数粒を置いて、薬を作るのに使用したらしき皿などをもってエレオノーレは部屋を出た。
ぼんやりとそれを見つめていれば、逆側から声が掛かる。>>129]

  お姉、さん……
  おはようございます……

[泣いていたのを見られていたとは知らず、グシグシと制服の袖で眼を擦る。
痣の痛みが殆ど取れていることに気付く。]

  昨日は……
  ありがとうございました……

[薄ぼんやりと残る記憶では、お姉さんが何かしら施してくれたような……]

  か……んづめ……?

[出されたものに目をパチパチとさせる。
そう言えば長くものを口に入れていない。
申し出に素直にコクリと頷いた。]

(131) 2015/05/06(Wed) 14:54:17

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby