んと、よくわかんないけど。
ウェントゥスには、外からの人に領域を踏み荒される謂れはないよ。
[向こうがなんだかわからなくとも、領域に踏み込まれようとしているのはわかる]
ウェントゥスの風は、他には害をなさない、けど。
[言いながら、ちらりと振り返るのは、里のある方]
里から『見える』所まできたら、その限りじゃない。
そして、恵みを踏み荒すなら、山の怒りを形に変える。
[そのために力を持つのが族長の務めであり、それを為せる血を繋ぐのが、一族の務め。
教え自体に色々と思う所はあるが、そう、教えられてたから、それをそのまま声に出して]