そこまでして連中が守るものだ。 多分、なにかある。[彼らが期待を掛けるものが、逃げた中にあるのだ。どんな些細な芽だろうと、踏み潰しておかなければ。] だからさ、将軍。 逃げた連中の殲滅、あなたに任せるよ。 人員も物資も、好きなだけ使っていい。 必要なら私も行く。 連中の息の根を、確実に止めてきて。[笑顔のままで、天性の処刑人たる彼へ命じた。*]