[立ち去ろうとしたところで後ろから声をかけられた>>130]
毛布ですか?そんなに枚数も残っていないようで人数分がほぼギリギリくらいの枚数しか・・・
[事実である。長い間放置されていたせいかはわからないが、穴が開いていたりズタズタになっているものもあった。
何より、エレオノーレに聞いた限りでは、少なくてもあと2人は地下にいるらしい。
少しの間考えていたが・・・]
わかりました。小官はまだ毛布を使用しませんので、小官の分をお貸ししましょう。
ただ、あとで戻ってきた際には返していただく約束でよろしいでしょうか?
[放置しておいて誰かに取られるよりは、キープしておいてもらうほうが良さそうだ、との算段もある。それに暖めておいてもらえるなら、とも。あるいは地下に毛布があるかもしれないし、恩を売るのも悪くない。
ヴェルザンディから承諾を得られるのであれば、自分の分の毛布を渡すが。]