人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


銀月牙 アイリ

[大鎌と斧槍、まともに打ち合えばこちらの方が脆い。
まして、こちらは防具などは一切まとわず、当たれば一撃で砕けるであろうことは、誰の目にも明らかだろう]

 ……おっと!

[それならばどうすればいいか。
結論は単純、当たらなければいい。
身軽さを生かし、重い一撃をかわしながら探るのは、確実な一撃を撃ち込む隙。
だが、あちらもこの場に立つ事を請われた者、中々それを与えてはくれず]

 ……は。
 魅せてくれる、な!

[上がる声は楽し気な──天性の戦士故のもの。
それでも、長く打ち合えばこちらが不利になるのはわかるから。
繰り出された突きの閃をすれすれのところでかわしつつ、くるりと身を翻し。
それと共に、大鎌を高く高く差し上げて]

(130) 2017/02/08(Wed) 00:10:14

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