[ フェリクスの居場所までは迷う事はなかった。明々と闇を照らす王国軍の篝火が、そこで繰り広げられる死闘を、余さず照らし出していたからだ。 ]一騎打ち、だと?[ 緋く濡れる姿に、一歩遅れたか、と臍噛む思い。>>122 ]フェリクスっ![ 声は無意識に、少年の頃そのままの色を纏った。* ]