だから、騎竜師になっても、王家にも、誰にも仕えることはない、と、思っていたんですけど。[ 笑みのまま、カレルは手にした折れたツーハンドソードを捧げるようにシリルの前に差し出す。 ]僕...穿空の騎竜師カレル・ロゼルアは、天聖の騎竜師シリル・ファティ殿に、この剣を捧げます。