ちょうど、 クレステッドからも、集まる提案があったことだし。 全員が集まれはしなくとも 可能なものだけでも、幾らか手掛かりにはなるだろう。 メイン・サロンに席を用意させよう。 スノウ、船の皆にそう伝えてくれないか。[ ナネッテの口振りは、やや不確かではあったが。 それでも、 船内の人狼に関する手掛かりになれば…と、そう話す。 彼女の目論む“疑念”の一滴の滴がそのまま、浸透するか どのような疑念に転がるかは、さだかではないが。]